お客様の希望のカタチにこたえる

新規開拓営業を行っていた頃の話なのですが、富山にあるお客様に片道3時間をかけて車で定期的に訪問していました。また、そのお客様のご担当者様が夕方の訪問でないとご都合がつかない方でしたので、商談が終わる頃には辺りは真っ暗で、また雪も吹雪いていたりして、その中をまた３時間かけて帰ると思うとさすがに何度か挫けそうになりました。

そんな中、いろいろ提案をさせて頂いておりますと、私がいる部署の商材ではなく、他部署がメインとして取り扱っている商材にご興味を持って頂くことになったのですが、当初は個人的にその商材をほとんど取り扱っていなかった為、お客様に詳しいご説明ができず、その都度他部署の営業に相談をしながら営業活動をしておりました。

不器用なりに「お客様が本当に必要とされているもの」は何かを考え、また、お客様から宿題を頂きそれに対して回答、提案等を続けておりました。そうして、約2年半が経過した頃にお客様から「君は熱心に訪問してくれるし一生懸命対応してくれるので発注するよ」とおっしゃってくれました。

今回のことで、自分の部署の商材じゃないからといってあきらめるのではなく、まずは「チャレンジをすることが大事」だと思いました。困った時に気兼ねなく相談できる会社の環境、サポートがあったからこそ成約を頂けたと思いますので感謝しております。